新型コロナウイルスの感染拡大によるテレワークの増加や経営の悪化などにより、より賃料の安いオフィスへの縮小移転や地方へと移転を図るケース、逆にソーシャルディスタンスを確保するために拡大移転するケースも増えています。
オフィスの引越しをするおすすめの時期

オフィスの移転にはデスクやOA機器など膨大な備品の搬出作業や重要書類などの移転をはじめ、電話回線やネット回線の移設や整備、取引先への移転案内、本社や営業所の登記移転なども必要です。
そのため、ある程度の準備期間を設けなくてはなりません。
その際にはいつ移転するか時期を決め、スケジュールを整えていく必要があります。
オフィス移転に適している時期を知り、計画的にタイミングよく引越すことで費用負担を抑え、スムーズな引越しが実現できます。
現在の契約に合わせる

まずは、現在の賃貸契約を見直してみましょう。
契約の更新時期や契約満了のタイミングが近ければ、その時期に合わせるとスムーズです。
更新や契約満了のタイミングでは、どのみち、更新するか、別のオフィスに移転するか決めなくてはならないためです。
また、レンタルオフィスの場合、中途解約をすると保証金の返還が受けられないなど、損失が生じることもあります。
そのため、余計なコストが発生しないタイミングで移転できるのがベストです。
もちろん、まだ1年も残っているなど残存期間が長ければ、中途解約しての解約も検討に値します。
解約したときに発生するコストと、移転で得られる賃料コストの軽減といったメリットを合わせ、トータルコストを計算してみましょう。
避けたい引越しシーズン
一方で、オフィスの引越しがピークとなる時期があります。
それは3月から4月上旬にかけての引越しシーズンです。
新入社員を迎えるにあたって4月からオフィスを切り替えたい、事業年度が4月からだから事業年度の開始に合わせたい、人事異動や転勤がある時期に新たな場所で異動者を迎えたいなど、便利な時期に移転したいニーズが増えます。
個人向けの業者だけでなく、オフィス移転を専門とする法人向け業者も忙しくなる時期で、時間もかかります。
需要が増えるため引越し料金が高くなり、スケジュールが希望通りにならないケースも少なくありません。
どの時期がベスト?

オフィスの移転には一定の準備期間を設けてスムーズな作業ができるように計画をするとともに、現在の賃貸契約とのタイミングなども踏まえる必要があります。
そのうえで引越し料金を抑え、スムーズで快適な引越しを行いたいとすれば忙しい引越しシーズンは避け、5月か6月以降を選ぶのがおすすめです。
引越しの時期を適切に選ぶことで、同じ量の荷物を動かすにも、引越し料金を大幅に抑えることが可能です。
引越し業者がどのような対策を採っているか、ホームページをはじめ、実際に問い合わせて確認を取りましょう。
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